これまでのBTC上昇のシナリオ振り返りと現状の考察
こんちにはー!おっさんだう!
運よくBTC投資で資産を増加させている私ですが、奇跡的に運がよかったなと自分の幸運に感心しているところです。
そこで今一度、
- これまでのBTC価格上昇のシナリオ振り返り
- BTCの現状考察
をしたいと思います。
なんとなくの時系列で書いていきます。
2020年10月以降のシナリオです。
相場はずっと前から続いていますが、私はこの相場のスタートを2020年10月と捉えて説明します。
影響因子はいろいろあるかと思いますが、自分が見てきた大筋だけざっくり書きます。
PaypalのBTC取り扱い開始
2020年10月にPaypalがBTC取り扱い開始の予定を発表しました。
下記の記事で書いた通り、この事実により。
「無価値かもしれなかったBTCがいくらかの価値を持つことが確実になった。」
というのが今回の相場の始まりだと考えています。
yurufuwa-setsuyaku.hatenablog.com
ストックフロー比率で考えるBTCの論理価格
価値があるという前提が与えられると、自然とその価値を測る必要が出てきます。
これも上記の記事で述べましたが、貴金属の価値を図る指標の一つであるストックフロー比率の考え方をBTCに当てはめると、
「1BTCの価値は現在~数年先に1000万円程度。将来的に1億円程度の価値になる。」
ということになります。
貴金属と異なり、BTCは4年毎に採掘量が半減するため、ストックフロー比率をベースにして考えると、4年毎にBTCの価格は跳ね上がることになります。
この指標がどこまで通用するかはわかりませんが、現在は一つの指標として機能していると考えて良いと思います。
マイクロストラテジー社、グレイスケール社によるBTC購入
マイクロストラテジー社や、グレイスケール社などが数十憶ドル規模でのBTC取得を行っています。
その他、クジラと呼ばれる大口投資家(1000BTC以上を保有するアドレス)の数は増加の一途をたどってきています。
DeFi重要の高まりによるETH上昇
DeFiに関しては難しくてよくわからないのですが、DeFi需要が伸びたことにより、DeFiで主要な役割となるETH価格が急上昇しました。
DeFiとはアプリケーション上で稼働する金融システムのようなもの?なのかな。
知りたい人は下記のリンクを読んでみてください。
これにより2021年1月初め頃からETHは急上昇しました。
BTCはETHほどの急上昇はしませんでしたが、BTCが$42000の高値を付けてから弱かった時にETHが高値更新して底値を支えたという見方も出来れば、単純にBTC購入資金がETHに流れたという見方もできると思います。
いずれにせよ、DeFi需要が仮想通貨市場全体への資金流入を後押ししたということは確かであると思います。
イーロンマスク氏のtwitterプロフィールへの #bitcoin 出現(通称イーロン砲)
yurufuwa-setsuyaku.hatenablog.com
イーロンマスク氏がTwitterプロフィールに#bitcoinを追加したことにより、イーロンマスク氏本人、もしくはテスラ社がBTCを購入するのではないかという、ほぼ確実な憶測が蔓延しました。
これを受けてBTC価格は急騰。
しかしながら、具体的な情報が皆無であるため、急騰後BTC価格はほとんど元の水準に戻すことになりました。
テスラ社のBTC取得の公表
んでもって昨日、今日ですね。
本日テスラ社の公表を受けてBTC価格は日本円で一時、大台の500万円を突破しました。
イーロン砲でほぼほぼイーロンマスク氏もしくはテスラのBTC参入は確実視されていたのにも関わらず、公表によりBTC価格は史上最高値の更新にまで到達する結果となりました。
注目点としては、
- イーロンマスク氏個人ではなくテスラ社としての取得であった
- 取得額が明らかになった(特に購入額にはサプライズ無し)
イーロンマスク氏個人ではなく、テスラ社としての取得であったことが非常に大きかったと考えています。
正直、購入額としてはマイクロストラテジー社の32億ドルに対して、15憶ドルとそこまで驚く額ではないのかなと思っています。
テスラ社のBTC取得による影響考察
テスラ社としての購入かイーロンマスク氏個人としての購入かで何が違うかと言うと、BTC価格がテスラ株価に影響することになったという点です。
その辺の弱小株であればどうでもいいのですが、
上記のことから、テスラ社の株価の変動はアメリカ株全体に大きな影響があり、
かつ下落のきっかけさえあれば大幅に下落しやすい状況にあると言えると思います。
何が言いたいかといいますと、
例えば、BTCの価格が突然0になったとしたら?
テスラ株がバブル水準を超えてもなお上昇し続けてきた要因は、実態よりもイーロンマスク氏のカリスマ性によるところが大きいのではないかと思います。
そんな中、イーロンマスク氏のBTC投資が失敗したとなれば、カリスマから一転、危なっかしくて大企業にふさわしくないCEOにイメージは転落。
テスラ社には一気に不信感が増し株価は恐らく半値程度にまで急落してもおかしくないのではないかと思います。
更にテスラ社の株式は、世界から注目を浴びるアメリカ株の主要な指数であるS&P500に組み込まれています。
このため、テスラ株が急落すると、S&P500に投資する国内外の投資家が一旦アメリカ株から逃げる動きが起こるのではないかと想像しています。
つまり、BTC価格の急落はアメリカ株の急落につながりかねない状況になったということを言っています。
(完全に私見で、大げさすぎるかもしれないとも思っています。)
それが逆にBTC価格にどう影響するのかと言えば、
「アメリカ株全体が急落することを好まないアメリカ当局は、BTCに対する規制に慎重にならざるをえないだろう」
という憶測が生まれるのではないかと、かなり個人的な意見ですが考えています。
(アメリカ当局はもともと規制する手段もつもりもなかったかもしれませんが、BTC投資家の安心感にはつながる可能性は高い)
BTC投資をする人にとって最も怖いこと、それはアメリカ、日本、ドイツ、イギリスなどの先進諸国による規制だと思います。
実際、イギリスは何度も「暗号資産のレバレッジ取引は資産をゼロにする可能性がある」という警告を出しており、これはイギリスが暗号資産取引の拡大を望ましくないと考えているともとれます。(真意は謎。言葉の通り単にレバレッジ取引への警告かもしれない)
これらの懸念がテスラ社の超大企業とは思えぬフリーダムな動きによりある程度抑制されたと言えるかもしれません。(少なくともアメリカに対しては)
今後のBTC価格
上記のことから、BTC価格は今後も上昇トレンドは継続するのではないかと考えています。
テスラが15憶ドル程度で満足するのかも疑問なところで、継続的に買い続ける可能性があるということは上昇要因だと思います。
また、テスラという超大企業が参入したことで投資に前向きな企業の後押しになるかもしれません。(例えばソフトバンクとか)
ですが、今は急騰直後でボラティリティが非常に高く、買ってすぐに含み損なんてことも起こりうることです。(と言うか、高確率でそうなると思います)
ですので、どんなに買いたくても、まずは今週末まで待つべきだと思います。
テスラの参入というビッグニュース、高値更新により荒い値動きになり、急騰、急落を繰り返すと思いますが、
環境的にはテスラの参入で底値は間違いなく上がりやすい環境に変化したと思いますので、底値ベースでみれば引き続き緩やかな上昇トレンドを維持すると考えています。
前回の記事で書いた通り、今後新規参入するのであれば、週末ドルコスト平均法買いが有効だと思います。
(今は急騰後なので開始時期にはよくよく気をつけましょう)
yurufuwa-setsuyaku.hatenablog.com
あとついでに、支出を把握し、投資することの重要性を書いた記事も張っておきます。
yurufuwa-setsuyaku.hatenablog.com
それでは今回はこの辺で!