「闇金ウシジマくん」から十（じゅう）を学ぶ。自動車ローンはすべきではない理由
皆さん、貯蓄していますか？
今の日本を考えると、どう考えても貯蓄がなければ死ぬまで生きられませんよね。
読者さんの中に借金なんてしている方がいないことを切に願います。
闇金ウシジマくんの紹介
今回は闇金ウシジマくんの紹介です。
このドラマ（マンガ）、多種多様な多重債務者の破滅例を見ることができ、その中で借金の怖さ、お金の消費のあるべき姿などを考える良い機会になると思います。
山田孝之もカッコよくて人間ドラマもありオススメです。
１シーズン目は個人的に大好きな片瀬那奈も元AV女優の新人従業員として出ていて最高でした。
ホスト上がりの高田も男らしくイケメンで女性の方でも楽しめる作品になっているかと思います。
私が特に印象的だったのは風俗嬢みずきのストーカー殺人鬼化した男性にウシジマくんが言い放つ、
「相手のことを思いやる想像力がねえからてめえは風俗嬢に騙されんだよ。」
というセリフでした。
男の私でも痺れるセリフです。ウシジマくんの冷酷な優しさ全開のセリフでしたね～♡
ケース１:浪費を重ねる勝ち組OL
おしゃれやエステに余念の無いOLが会社での女性グループの付き合いや見栄の張り合いから浪費を重ねてしまいます。
また、ひも彼氏と付き合っているので日常的にお金を取られてしまいます。（ひも彼氏も多重債務者）
お金が足りなくなり闇金に手を出してしまい、借金のストレスから服などをまた爆買いしてしまい、借金が膨らみ破滅してしまう。
最後には闇金に店を紹介されて風俗嬢になってしまします。
ケース２:風俗に通うキモ男
普通の風俗嬢からは即効でNG客扱いされてしまう容姿と性格をもつ男性が、容姿はぱっとしないが客に対する優しさや気遣いを欠かさずどんな客でも相手をする風俗嬢に入れ込んでしまします。
しかし、男性が風俗で使う金は限りある祖父の貯蓄と年金。
そのうちに貯金もなくなり金が底をついてくると闇金でお金を借りるようになります。
優しそうなおばあちゃん
優しそうなおばあちゃんがウシジマくんに利息を払いに来ます。このおばあちゃんに冷たく当たる従業員に対して新人の千秋は反感を持ちおばあちゃんに優しくしようとみかんをあげます。
その後、おばあちゃんの担当を任され利息の取り立てに行きますが8,000円足りません。ウシジマくんに利息の返済を遅らせるよう相談する千秋ですが、従業員に駅前のパチンコ屋に行ってこいと言われ行ってみると、、、
闇金ウシジマくんから学ぶこと
これらはかなり極端な例ですが、私は「闇金ウシジマくん」を見て借金というのは怖いものだと再認識しました。
正直、新社会人への必須教材としても良いくらいだと思います。
貯蓄がゼロの状況で、利息を払わなければならない借金をした時点で、利息が払えないということは数値上明らかだと思います。それでも借りる人はもう思考停止と言わざるを得ませんよね。
今までお金がカツカツでどうにもならなかったのに、借金して状況が打開されるなんてことは万に一つもありえませんから、
そんなこともわからずに借金するやつがいると思うと正直怖くなります。というか哀れみを感じてしまいます。
しかしながら、借金というのは他人事ではありません。
みなさんも借金していませんか？
たぶん何割かの方がしているのではないかと思います。
自動車ローンです。（住宅ローンは資産性が高いので除きます）
自動車が無くても生活に困ることはないのに借金して利息を払うということ。
返すあてがある点で本質的に異なるとは言えますが、今楽しみたいから借金をしてしまうという点ではウシジマくんの登場人物と共通していると思います。
子供の送り迎えのために安全を考えて電動自転車ではなく軽自動車をローンで買う。こういった必要性が高い場合にはこの限りではないと思います。
逆に、かっこいい高級SUVに乗ってみんなから羨望の眼差しで見られたい、趣味のスポーツカーに乗りたい、こういった理由であれば、それは紛れもなく借金です。
「大げさに言いやがって」と思う方がいらっしゃるかもしれませんので、一つ例を上げます。
年利2％の自動車ローンで200万円を5年で返済した場合 、利息は16万6000円です。
会社の同期に4~500万円の中古のキャデラックエスカレードを買った人がいました。彼は一体いくら利息を払ったのでしょうか？（笑）
ローンは借りてる額が大きくなるほど返済期間が長くなり、利息が雪だるま式に増えていきます。高級車を買うほどのローンであれば利息もかなりの額になってしまいます。つまりは、貸す側の食い物にされてしまうということです。
逆のパターンで安定して年２％の利益を得る投資家を思い浮かべてみましょう。
この人は200万円を元手に5年後25万2000円の利益を得ています。
そう考えると、お金を生み出すことのない自動車を借金をして買って利息を払っていたら負け組の部類に入ってしまうのではないかと私は思います。
それでは今回はこの辺で！
苦にならないことだけやってゆるふわ節約ライフを送りましょう〜
